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【各特徴解説】アンティーク家具に使われる素材12選

2023.12.27 (更新 : 2024.02.12)

アンティーク家具は、当たり前ですが、ほぼ木で作られています。一見、同じように見える木ですが、実は、いろんな木材を使って作られていて、雰囲気も様々です。
使われている木材にもそれぞれ、いろんな特徴があるので、選ぶ時のポイントにもなります。こちらの記事では、アンティーク家具を作っている木材について解説していきます。お好みの雰囲気の木を探してください。

アンティーク家具とは

アンティーク家具は、古い時代や特定の歴史的な時代に製造され、保存されている家具のことです。アンティークとは100年以上前に製造されたものを指すとされていますが、これは厳密な規則ではなく、地域や専門家によって異なる場合があります。

アンティーク家具は、その時代のデザインや製造技術を反映しており、時折、芸術的な価値や歴史的な背景を持っています。材料やスタイルは時代によって異なり、18世紀や19世紀のヨーロッパやアメリカの家具などが特に人気があります。

アンティークに分類される基準

アンティークと見なされるためには、通常は100年以上前に製造されたものとされます。ただし、これは厳密な基準ではなく、地域や専門家によって異なる場合があります。

アンティーク家具は、製造された時代のデザインや製造技術を反映しています。特定の時代や地域で一般的だった材料や製造方法が特徴的であり、これに基づいて分類されることがあります。

家具が歴史的な出来事や流行の影響を受けている場合、その背景も考慮されることがあります。例えば、特定の時代における王朝や文化の影響を受けたデザインがアンティークと見なされることがあります。

アンティーク家具は、できるだけ元の状態で保存されていることが価値を高めます。修復や改造があった場合、それがどれだけ適切に行われているかも考慮されます。

特定の時代やデザイナーによって製造された希少な家具は一般に価値が高いとされます。

アンティーク家具の素材の種類12選

こちらの項目では当時の家具によく使われていた木材を紹介いたします。

オーク(ミズナラ)

オーク材

英国アンティーク家具を代表する木材で、堅牢で水分や虫に強く、広葉樹の中でも比較的加工が容易なことからイギリスでは家具の創世記にあたる16世紀頃から家具材として大量に使用されるようになりました。17世紀には自国のオークは殆んど刈り尽くしてしまった為、1900年以降オーク家具は殆どが輸入材によるもの。

アンティーク家具の中でも一番多く使われているのが、オーク材です。オーク材とは、日本名でナラ材のこと。ナラの木は、日本でも婚礼ダンスなどのよく用いられてきた、とても堅い木なので、彫りに向いています。なので、アンティーク家具の中でも、彫刻の多いものはオーク材が使われているものが多いです。また、木目がハッキリしているのも特徴です。時々、タイガークランクと呼ばれる虎の模様が入っているのも特徴です。日本では虎斑(とらふ)と呼ばれるこの独特の模様はなんとも言えず美しいものです。強度があって耐久性に優れているので、床材やウィスキーの樽としても使われてきました。使い込むほどに深みのある色に変化し、磨けば磨くほど味わい深くなるので、中世から家具材として使われています。

マホガニー

マホガニー家具

アンティーク家具に使われていたマホガニー(主に中南米産)は現在ワシントン条約で輸出が制限されているため、新しい家具はアフリカ産等、別の産地のマホガニー材を使用しています。赤褐色の木材で、生産国や成育した地形により木目が変わります。18世紀に大流行し、クイーンアン様式、ジョージアン様式の家具に多用されました。もともとマホガニーとは、センダン科マホガニー属の常緑樹からとれる木材のことの総称を言います。艶やかな木肌で赤褐色は、家具に用いられた時、とても高級感があります。なので、英国ではマホガニーが好まれアンティーク家具としても残っているのですが、もともとマホガニーはイギリスでは採れない木です。
かつて、イギリスが植民地を保有していたころは、カリブ海やアフリカなどから英国に運びこんで家具に加工していましたが、現代は植民地はありませんし、ワシントン条約で取引が制限されているので、入手するのがとても困難な材料です。
そんな理由で、最近の家具では見ることが出来ないマホガニー材の家具。最高級のマホガニー材で造られた贅沢な家具は、もう、アンティーク家具でしか見つけることは出来ません。しかも、本当に美しいマホガニーの色は100年かかると言われています。

ウォルナット(クルミ)

木目が素直で美しく、加工性は全般的にしやすく耐久性も高い木です。17世紀にヨーロッパ本土から英国に輸出されるに伴い、それまで主流であったオーク材の家具では難しかったカーヴィンク(彫刻)等の細工の入ったウォルナット家具が大流行しました。

ウォルナットとは、日本名がオニグルミ、クルミの木です。世界の三大銘木に挙げられるウォルナット材は、硬さはもちろん、狂いも少ないので、家具にするにはもってこいの木です。

そして、何より一番の特徴は、木の色。とても濃いこげ茶色の木肌がなにより特徴です。この独特のウォルナット材の色を真似て、濃い焦げ茶色の家具を「ウォルナット色」と表現することも多いです。
とても堅くて、いい音色を出すので、昔から楽器などにも用いられてきたウォルナット材は、現代の家具でもよく用いられます。彫っても彫っても濃い茶色は、シンプルな家具からデコラティブな家具まで幅広く使われます。
普通、木は日光が当たると色が濃くなっていきますが、ウォルナット材は色が薄くなっていくのも特徴です。アンティーク家具の場合は、ワックスを塗ると、艶が出ていい雰囲気になります。

パイン()

カントリースタイルのインテリアに欠かせない素材。広葉樹より価格が安いため、子供部屋や使用人の部屋の家具に使われていました。脂が多く日焼けにより飴色に変色し、短い期間でアンティークな風合いが出やすいのが特徴です。

ナチュラルな雰囲気を演出するなら、やっぱりパイン材が一番です。昔から使われているパイン材。パイン材は、今も昔も比較的安価なので、無垢材で作られている家具が多いです。
柔らかいので、キズがつきやすく、ちょっと物を落としても凹むのですが、逆にお直しするのも簡単です。昔からカントリー家具が好きな方にはとても好まれてきたパイン材の家具は根強い人気です。節があって、あたたかい雰囲気のするパイン材のアンティーク家具です。

エルム(ニレ)

オーク家具が主流の時代(16世紀~)から使われていた古参の木材です。頑丈で板目に挽くと木目が明瞭で美しいため、カントリーチェアの座面等に多く使われています。乾燥が不十分だと歪みが出やすい木材の為、アンティーク家具では大きく捻れた板目の座面の椅子が存在します。バール(コブ)部分は薄くスライスされ、高級家具の意匠に使われています。

ビーチ(ブナ)

良材が世界中に大量に成育していたため、古くはトーネット社のベントウッドチェア、最近ではアーコール社の家具等、大量生産される家具の素材として重宝されていました。粘りがあり、歪みが出にくいので、強度の必要な箇所には最適です。カントリーチェアの脚や背もたれなど、要所で使われています。伐採が制限されているため最近では高級材になりつつあります。

チェリー(サクラ)

表面の仕上がりが美しいので、高級家具に使われています。広葉樹の中でも経年変化が美しく、使い込むほどに飴色に変化します。よってアンティーク家具でも濃く着色されたチェリーの家具は極稀です。国産材でも本物のチェリーは「ホンザクラ」として少量のみ流通しており、出回っているサクラ材の殆どは「樺」です。

チーク

大量の油分(木製タール)を含み、堅く、腐食や水に強い為、19世紀に家具材として使われる前から、船の甲板等の建造材として使われていました。堅さの割には刃の通りがよく、カーヴィンクも容易です。仕上げた木肌の手触りは秀逸。チーク材は古ければ古いほど高級とされており、古い家屋や船を解体した古材が現在も大変高値で取引されています。

ローズウッド(紫檀)

堅く粘りがあり、削るとバラの芳香がするマメ科の木材の総称です。イギリスアンティーク家具に使われていたるローズウッドはブラジル産(19世紀の当時ポルトガル領)を使用しています。現在はワシントン条約の規制で殆どの産地のローズウッドが規制の対象となり、国内にあるローズウッド製アンティーク家具はますます貴重になっています。ローズウッドの家具は、アンティークでもなかなか見つからない逸品です。とても希少価値が高く、最高級家具として扱われるローズウッド材。

メイプル(カエデ)

古くから家具以外にも楽器や建具等の建材等にも使われる万能な木材です。変わり杢(もく:希少価値が高い特殊な木目)の鳥眼杢(バーズアイメープル)や縮杢は希少部位として高値で取引されています、変わり杢のメイプルは家具に使われる場合、薄くスライスしたものを化粧板として使うことが多いです。

チェスナット(クリ)

木材としての流通量が少ないので、チェスナット材の家具は大変希少です。高価な木材のため、婚礼家具等の高級家具・大型家具に多く使われています。また、イギリスよりフランスで作られていたものが多いです。堅く加工がしにくいが弾力があり反り捻れ等の狂いが少なく、広葉樹の中でもかなりはっきりとした木目が特徴です。

アッシュ(トネリコ)

オーク、マホガニー、ウォルナットと並び、ヨーロッパ家具4大木材の1つです。産地により素性が変わり、高緯度ほど良い材が取れます。木目が真っ直ぐで堅く粘りがあるので、素性の良い材はかなり繊細な脚物家具が作る事が出来ます。南部で取れる素材は柔らかいため、注意が必要です。ヨーロッパ産のアッシュが世界最良とされているが、木材としては日本で流通していません。

まとめ

当社では世界3大銘木である「マホガニー」、「チーク」を使用したアンティークリプロダクト家具をオーダーメイドで製作しております。

ぜひお気軽にお問い合わせください!!

オーダー家具 ロココ調