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ペルシャ絨毯だけがもつ特徴とは?

2023.10.21 (更新 : 2023.10.30)

ペルシャ絨毯は、その美しさ、独自のデザイン、そして高品質の織り手法によって知られています。こちらの記事ではそのペルシャ絨毯だけが持つ魅力を解説していきます。

ペルシャ絨毯とは

ペルシャ絨毯

イラン(旧称: ペルシャ)などの地域で製造される、伝統的な手織りの絨毯のことを指します。これらの絨毯は世界中で非常に評価され、高品質で美しいデザインが特徴です。

ペルシャ絨毯は、独自の技術とデザインが組み合わさっており、その歴史は数千年にわたります。絨毯は手織りで製作され、絹、ウール、綿、または組み合わせた素材で作られます。デザインや柄には、植物、動物、幾何学的な模様、宗教的なモチーフなど、多くの要素が取り入れられます。これらの絨毯は非常に手の込んだ仕事であり、職人たちが数ヶ月から数年かけて完成させることがあります。

ペルシャ絨毯は、美しいデザイン、耐久性、独自の織り手法、そして長寿命のために高く評価されており、コレクション品としても人気です。ペルシャ絨毯は、室内装飾や床材として利用され、世界中で美術品としても高値で取引されています。

ペルシャ絨毯の特徴

ペルシャ絨毯は職人たちによって手作業で織られます。これは、絨毯が高品質で繊細なデザインを持つ理由の一つです。手作業によって、細部にわたる注意が払われ、独自の美しさが生み出されます。

ペルシャ絨毯は、独自のデザイン、模様、色彩が特徴です。ペルシャ絨毯にはさまざまなスタイルがあり、ペルシャの地域や都市によって異なる伝統的なデザインがあります。有名なペルシャ絨毯のスタイルには、イスファハン、カシャン、タブリーズなどがあります。ペルシャ絨毯は高品質な素材で作られます。これには高級な羊毛や絹が含まれ、絨毯の質感と輝きに貢献します。また、ペルシャ絨毯は非常に耐久性があり、長寿命の製品として知られています。ペルシャ絨毯は、さまざまな伝統的な手織り技術が使用されています。これには、結び目の種類や密度、模様の配置などが含まれます。これらの技術は、絨毯の質感やデザインに影響を与え、その独自性を創り出します。多くのペルシャ絨毯には、抽象的なデザインや幾何学的な模様が含まれており、これが美学的な価値を持つ特徴の一つです。これらの絨毯は、芸術作品としても高く評価されており、美術愛好家にも人気があります。

ペルシャ絨毯は、その高品質、美しいデザイン、伝統的な価値、そして手作業の工芸として世界中で高く評価されています。そのため、コレクションや家庭の装飾として広く愛用されています。

ペルシャ絨毯の見分け方  

ペルシャ絨毯を選ぶ際に気をつけたいのは、市場に安価な偽物のペルシャ絨毯が多く出回っているということです。本来、手織りで織り上げられたペルシャ絨毯の柄のみを似せ化学繊維を機械織りで仕上げたものやイラン以外の国で作られた手織り絨毯といった偽物、本物のペルシャ絨毯ではあるものの有名工房の偽サインに差し替えたものなどが数多くあります。工房名が織り込まれていてもその真偽はなかなかわかりません。価値を上げるために巧妙な似せた絨毯を本物と見分けるのは、素人の方では難しいでしょう。

機械織り絨毯を見分ける

機械織り絨毯の中でもペルシャ絨毯と間違えやすいのは、ベルギー製やトルコ製のウィルトン織りと呼ばれるものです。

ウィルトン織り絨毯は定規で真っ直ぐに線を引いたように形に歪みが見られません。フリンジのないデザインが多く、付いている場合には本体に縫い付けてあります。

一方、ペルシャ絨毯は手織りならではの自然な歪みが見られ、フリンジが本体の縦糸を使って丁寧に作られている点がウィルトン織り絨毯との大きな違いです。また、ペルシャ絨毯はエッジを丁寧に手縫いでかがっているのに対して、ウィルトン織はミシンがけで縫い止めています。

中国絨毯を見分ける

中国段通(ダンツー)は有名ですが、高級なペルシャ絨毯の図柄を模して中国などで製作された手織り絨毯もあります。なかでも中国絨毯の新彊(しんきょう)段通(ダンツー)は日本でもペルシャ絨毯として多く販売されているようです。

「イースト・ペルシャ」という名前で販売されることもありますが、ペルシャ絨毯ではありません。ペルシャ文字のサインに似せた文字を織り込んだ中国絨毯もあり、判読できないデザイン文字が織り込まれています。あくまでペルシャ風絨毯としての販売なら問題はないのですが、販売店も経緯を知らずにペルシャ絨毯として販売されているケースもあるようです。

ペルシャ絨毯の選び方  

ペルシャ絨毯は種類のバリエーションが豊富にあります。数ある中から理想のペルシャ絨毯を見つけるために、まずは選び方のポイントを押さえておきましょう。

柄で選ぶ

多種多様な模様が魅力のペルシャ絨毯は、大きく分けて4種類あります。

ペルシャ絨毯の代表的なデザインで中心に大きな模様を持つ「メダリオン」、総柄の「オーバーオール」、モスクをイメージしてデザインされた「メヘラブ」、絵画や景色を表現した「ピクチャ」です。

他にもヨーロッパ調の唐草模様である「アラベスク模様」、春の楽園を表現した「花鳥文様」など、産地によって異なるテイストのデザインが数えきれないほどあります。豊富なバリエーションの中から好みや部屋に合うものを選ぶには、まずはたくさんのペルシャ絨毯を実際に見て、触って、体感してみましょう。

サイズや形状で選ぶ

ペルシャ絨毯の形はサイズに関わらず長方形が一般的ですが、正方形、円形、楕円形、八角形、廊下向けの細長い形のランナーといった形もあります。

最も多い長方形のタイプには、大きさによって次のように特有の名前が付けられています。
ポシティ(約60×90cm):小さめサイズで主に玄関マットに使用される

ザロチャラケ(約80×120cm):玄関やベッドサイド向け

ザロニム(約100×150cm):ゆとりのある玄関や二人掛けソファの足元に敷きやすいサイズ

ハフトチャラク(約120×180cm):幅が広めの二人掛けソファの足元に最適

ドザール(約140×210cm):最も人気のあるサイズで3人掛けソファの足元にちょうど良い

バルデ160×260cm):3畳ほどの大きさで、日本の住宅に取り入れやすいサイズ

キャレギ(約200250× 300350cm):リビングやダイニング、和室にも敷きやすい大きさ

ガリ:キャレギより大きな欧米で人気のあるサイズ

 

産地で選ぶ

ペルシャ絨毯には数多くの産地がありますが、中でも「イスファハーン」「コム」「ナイン」「タブリーズ」「カシャーン」は五大産地として有名です。そして近年人気の高い遊牧民の「ギャッベ」。

ペルシャ絨毯は産地によってデザインや素材などの特徴が異なります。

イスファハーン:最高級品産地のひとつで、ペルシャ絨毯の伝統を守った繊細な織りと洗練された色調が特徴

コム:シルク絨毯の産地として有名で、伝統にとらわれず積極的に新しいデザインで表現

ナイン:濃紺やクリーム、ベージュ、白といった淡い色彩に限定して製作されることが多い

タブリーズ:デザイン性が高く、カギ針のように特有な道具を使用して織る緻密な文様が特徴

カシャーン:ダマスク織りの産地としても知られ、シャーアッパス(唐草)文様を配したメダリオンコーナー(中心にメダリオン、四隅に同様のデザインを施したもの)のデザインが有名

ギャッベ:イラン南西部ザクロス山脈一帯に住む遊牧民による毛足の長い手織り絨毯。山岳で放牧している上質な羊毛を使用し「羊・鹿」や「生命の木」などの図柄を自然豊かな原風景をモチーフに表現して織られています。

 

フルオーダーメイドの絨毯で選ぼう  

お希望のサイズ、カラーでお作りするのはもちろん、特殊な形状、オリジナルデザイン、お店のロゴなどを入れてラグを作成できるメーカーもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。価値あるペルシャ絨毯を購入を検討される際には生産国の見分け方がとても大切で、製法や本国で製作された絨毯も産地によってデザインや質感など様々です。

美しいクラシックスタイルのインテリアに取り入れて素敵なライフスタイルを実現いただければ幸いです。