ロココ調家具とは?ヴィクトリアンとの違いと特徴を専門店が解説|納品事例・価格目安あり

ロココ調家具とは、優雅な曲線と繊細な装飾を特徴とした、華やかでエレガントな家具スタイルです。
「ヴィクトリアン調と何が違うのか?」「自分の家に合うのはどちらか?」と迷われている方も多いのではないでしょうか。
実際に、ロココ調は軽やかで女性的な印象、ヴィクトリアン調は重厚でクラシックな印象といった違いがあり、選び方によってお部屋の雰囲気は大きく変わります。
本記事では、ロココ調家具の特徴やヴィクトリアンとの違いをわかりやすく解説するとともに、実際の納品事例や価格の目安についてもご紹介いたします。
これからロココ調インテリアをご検討の方は、ぜひ最後までご覧ください。
ロココ調家具は、空間全体で統一することで初めて本来の美しさが引き出されます。
「ロココ調家具とは?特徴と選び方
ロココ調家具とは、18世紀フランスで誕生した装飾性の高い家具様式で、曲線美と繊細な彫刻が特徴です。
主な特徴は以下の通りです。
- 猫脚(カブリオールレッグ)による優雅な曲線
- 花や葉、貝殻など自然をモチーフにした彫刻
- 白やアイボリーを基調とした明るいカラー
- ゴールド装飾による華やかさ
空間全体をエレガントに見せたい場合に適しており、特に女性的で柔らかい雰囲気を演出したい方におすすめです。
「ヴィクトリアン調」と「ロココ調」の違い
「ロココ調」の家具は宮廷文化が栄えた18世紀フランスで生まれ、主に王族や貴族のために作られた華やかな家具様式です。
一方で「ヴィクトリアン調」の家具は、19世紀イギリスの産業革命期に広まり、貴族だけでなくブルジョワと呼ばれる裕福な市民層にも普及しました。
このような背景の違いから、ロココ調は曲線を多用した装飾性の高い軽やかなデザイン、ヴィクトリアン調は直線的で重厚感のある落ち着いたデザインという特徴が生まれています。
そのため、可愛らしさや優雅さ、華やかな空間を演出したい場合はロココ調、重厚感やクラシックな雰囲気を重視する場合はヴィクトリアン調を選ぶのが一般的です。
ヴィクトリアン調

ヴィクトリアン調は、19世紀のイギリス、特にヴィクトリア女王の治世(1837年から1901年)に隆盛を極めたスタイルです。ヴィクトリアン調の特徴は多様で、時代全体を通じて変化しましたが、いくつかの一般的な要素が存在します。ヴィクトリアン調は、ゴシック様式の要素を再び取り入れたスタイルであり、尖ったアーチ、尖塔、細かい彫刻が特徴です。ヴィクトリアン調の建築や家具は、豪華な装飾や彫刻、多様な模様が特徴で、細部にまで気配りがなされました。ヴィクトリアン調の家具は、ダークな木材(ダークウッド)で作られることが一般的で、重厚な印象を与えます。
ロココ調
ロココ調は18世紀のヨーロッパ、特にフランスで隆盛を極めたスタイルで、バロック様式から派生したものです。ロココ調は、より軽やかで華麗な特徴を持っています。ロココ調は、曲線的なフォルムやシャープな装飾が特徴で、植物のモチーフやカーブした線が頻繁に使用されました。ロココ調の色彩は通常、淡い色合いであり、明るく軽やかな雰囲気を持っています。ロココ調の家具は、軽やかなデザインで、しばしば彫刻や装飾が施され、室内を優雅に飾る役割を果たしました。
「ヴィクトリアン調」と「ロココ調」の特徴
こちらでは、「ヴィクトリアン調」と「ロココ調」のそれぞれの特徴について説明していきます。
ヴィクトリアン調
ヴィクトリアン時代は産業革命の進展や帝国の拡大などがあり、これに伴って多様なスタイルが結びついています。ヴィクトリアン調の特徴は多様な要素を組み合わせたエクレクティックなスタイルで、ゴシック、ルネッサンス、バロック、ロココなどさまざまな要素が結合されました。家具や建築物には緻密な装飾が施され、彫刻やレリーフ、細かなディテールが多用されました。暗い木材や濃い色調が多く使用され、重厚な雰囲気が特徴で、女性像や自然のモチーフ、古代の神話などが描かれることがあります。
ロココ調
ロココの語源は、バロック式庭園に見られる洞窟の「岩(ロカイユ)」や「貝殻」の装飾に由来します。ロココ調の家具は、植物の葉のような曲線を多用したロカイユ装飾を特徴とし、優美さと繊細さが魅力です。ロココ調のデザインは曲線的で優美な特徴があり、シンメトリーではなく自由な流れのあるデザインが特徴です。華やかな彫刻や装飾が多用されました。花、葉、貝殻、鳥などの自然の要素が多く取り入れられ、繊細な装飾が施されていました。ロココ調のデザインは明るい色彩を好み、淡いパステルカラーや金色、銀色が使われました。ロココ調の家具は曲線的なフォルムと豪華な装飾が特徴で、繊細な彫刻が施された椅子やテーブルなどがあります。
当社ではロココ調デザインの家具をオーダーメイドで豊富な製作実績がございます。
「ヴィクトリアン調」と「ロココ調」のお部屋作りのコツ
これらのスタイルは装飾的で豪華な要素が特徴的ですので、その点を重視しながらデザインすることが大切です。どちらのスタイルも、その時代の特徴をよく反映させつつ、個人の好みや空間に合わせてアレンジしてみて下さい。
ヴィクトリアン調

ヴィクトリアン調は複雑な彫刻や装飾が特徴です。壁や天井に装飾的なモールディングを施したり、家具や照明に細かな彫刻を加えるなど複雑な装飾を取り入れる事で、豪華な雰囲気を演出できます。
また、中世ゴシック様式の影響を強調するために、尖ったアーチや尖塔の形状を取り入れると良いでしょう。カラーは鮮やかな色彩や金箔などの金色を使用することで、ヴィクトリアン調らしい豪華で華やかな雰囲気を作り出せます。装飾的な彫刻が施された家具やシャンデリアなど、重厚感のある家具と照明を選ぶことで、更に時代背景に合った雰囲気を出せるでしょう。
ロココ調
曲線的な家具やアクセント、壁のパネリングなど、ロココ調らしい優美なデザインを取り入れましょう。花や葉、貝殻などの自然のモチーフを組み込むことで、ロココ調らしい繊細な雰囲気を作り出せます。カラーは明るく柔らかなカラーパレットが特徴です。パステルカラーや淡い色調を選ぶことで、優雅で華やかな雰囲気を出せます。
また、鏡やガラスの装飾を多用することで、部屋を広く感じさせると同時に、光を反射させて明るさを増すことができます。
ロココ調家具の納品事例

こちらは実際に納品させていただいたロココ調インテリアの施工事例です。
白を基調とした空間に、ゴールドの装飾を施したソファやテーブルを組み合わせることで、華やかで統一感のある空間を演出しています。
シャンデリアや壁紙、テレビボードまでトータルでコーディネートすることで、ロココ調ならではの優雅な雰囲気を実現しています。
ロココ調インテリアは、家具単体ではなく空間全体で統一することで完成度が大きく変わります。
ロココ調家具の価格の目安
ロココ調家具の価格は以下が目安です。
-
- ダイニングテーブル+チェア:40万円〜150万円
- ベッド+ナイトテーブル:80万円〜150万円
- カーテン一式:60万円〜150万円
※ひと窓の目安は30万円前後(バランス、ドレープ、レース)
- シャンデリア:15万円〜50万円
- トータルコーディネート:300万円〜700万円
※ご予算に応じたご提案も可能です
ロココ調インテリアをご検討の方へ
当社では、家具単体ではなく空間全体をトータルでご提案しております。
インドネシア自社工場での製作により、細部までこだわったオーダーメイドが可能です。
- 新築でロココ調インテリアを取り入れたい
- 既存のお部屋をエレガントにしたい
- 自分だけの空間を実現したい
このようなご要望がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
来店予約
ロココ調の家具・建具を
実際に見て触れていただけるショールーム(東京・名古屋)です。
専門のスタッフが
図面の読み解きからレイアウト・色合わせまで丁寧にサポートいたします。
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「まずは相談だけしたい」
「Zoomで図面を見ながら話したい」
というお客様も歓迎です。
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カーテンの概算相談
すべてこちらからお気軽にご依頼いただけます。
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https://www.westhouse.co.jp/contact/
まとめ
いかがでしたでしょうか、どちらも素敵なテイストですね。「ヴィクトリアン調」と「ロココ調」は当社の最も得意とするスタイルです。
お客様がご希望のスタイルのデザインの家具をお部屋に合わせたサイズ、カラーでオーダー家具を製作する事ができます!!
家具はもちろん、照明、カーテンまでトータルでご相談いただけます。ぜひ一度お問い合わせくださいませ!!
この記事を書いた人

杉山 瑛一 / ウエストハウス・ギャラリー株式会社 取締役
ロココ調インテリア・オーダー家具・内装に加え、オーダーカーテンの設計・施工も多数手がける実務者。
2010年にインドネシア中部ジャワ州にロココ調家具をマホガニー材で製作する自社工場を立ち上げ、オーダーメイド家具を製作する生産システムを構築。年に10回以上行き来し、10数年にわたり培ったインドネシア国内のネットワークと現地職人の協力により、数多くの製作・納品実績を持つ。
2019年には現地法人 PT.SUGIYAMA KAGU INDONESIA を設立。代表就任と同時に現地で就労ビザを取得。
家具・内装・カーテンまで空間を一貫して手がけ、現地製作から日本での納品・施工までを自ら担当。「暮らしを芸術として整える」ことを大切にしている。
使用言語: インドネシア語・英語・日本語









