世界情勢で輸入家具は値上がりする?ロココ家具専門店が解説する家具価格のこれから

近年、世界情勢の変化によりさまざまな商品の価格が上昇しています。
家具業界も例外ではなく、
特にヨーロッパ家具では、原材料価格の上昇、エネルギー価格や海上輸送コストの上昇の影響を受け、今後さらに価格が上がる可能性があります。
最近では中東情勢などにより原油価格や海上輸送リスクが高まる場面もあり、海外製品の価格は今後も変動する可能性があります。
一方で、生産国や供給体制によっては影響の受け方が大きく異なります。
本記事では、世界情勢が輸入家具の価格にどのような影響を与えているのか、そして今後の輸入家具の価格と世界情勢の関係、そしてオーダー家具という選択肢についてロココ家具専門店の視点から解説します。
世界情勢と家具価格の関係

家具は一見すると世界情勢とは関係が薄いように感じられるかもしれません。
しかし実際には、家具の価格は次のような要因の影響を受けています。
原材料価格
家具には木材、金具、塗料、布地などさまざまな素材が使われています。
これらの素材は世界中で取引されているため、原材料価格が上昇すると家具価格にも影響します。
特に近年は木材価格の変動が大きく、家具製造にも影響を与えることがあります。
また金属部品や装飾パーツなども国際的な市場価格の影響を受けるため、世界経済の動きが家具価格に反映されるケースが増えています。
エネルギー価格
家具製作には木材乾燥、加工、塗装など多くの工程があります。
これらには多くの電力や燃料が必要となるため、エネルギー価格の上昇は製造コストの増加につながります。
世界的にエネルギー価格が上昇すると、家具製造に関わるコストも同時に上昇する傾向があります。
海上輸送コスト
海外で製造された家具は船で輸送されます。
燃料費や海上輸送費が上昇すると、その分家具価格にも影響が出てきます。
特に近年は世界情勢の影響で海上輸送コストが変動することがあり、輸入家具の価格は以前より影響を受けやすくなっています。
家具はサイズが大きく重量もあるため、輸送コストの変化が価格に与える影響も小さくありません。
ヨーロッパ家具が値上がりしやすい理由

輸入家具の中でも、特にヨーロッパ家具は価格上昇の影響を受けやすいと言われています。
その理由として
・人件費が高い
・エネルギーコストが高い
・輸送距離が長い
といった点が挙げられます。
ヨーロッパ家具は長い歴史と文化を持つ素晴らしい家具ですが、これらの要因により世界情勢の影響を受けやすい側面もあります。
実際にここ数年、多くの海外家具ブランドが価格改定を行っています。
また、ヨーロッパのクラシック家具は職人による手作業が多く、人件費の上昇も価格に反映されやすい傾向があります。
こうした背景から、輸入家具の価格は今後も市場環境によって変動する可能性があります。
輸入家具とオーダー家具の違い
家具を選ぶ際、多くの方が
「輸入家具」か「オーダー家具」かで悩まれることがあります。
輸入家具は完成されたデザインの家具を購入できるという魅力があります。
一方で
・サイズが合わない
・カラーが選べない
・内装に合わない
といったケースもあります。
オーダー家具の場合は
・空間サイズに合わせた家具
・インテリアに合わせたカラー
・理想のデザイン
などを実現することができます。
特に輸入住宅やクラシックインテリアでは、空間全体のデザインを考えながら家具を製作することで、より完成度の高いインテリアを作ることができます。
増えている「オーダー家具」という選択
※大阪府F様邸のロココ調インテリア 納品事例
輸入家具の価格が上昇する中で、近年注目されているのがオーダー家具です。
既製品家具はブランドや輸入コストの影響を受けますが、オーダー家具は空間や用途に合わせて製作するため、理想のサイズやデザインで家具を作ることができます。
また
・新築住宅
・輸入住宅
・インテリアにこだわる住宅
などでは、空間に合わせた家具を作ることでインテリアの完成度を高めることができます。
最近では家具を単に購入するだけでなく、空間デザインの一部として家具を考える方も増えています。
そのため既製品家具だけでなく、空間に合わせて製作するオーダー家具を選ぶ方も増えています。
輸入家具の価格は今後どうなるのか
輸入家具の価格は、今後も世界情勢や原材料価格の影響を受ける可能性があります。
特にエネルギー価格や海上輸送コストの変動は家具価格に大きく影響します。
そのため家具を検討する際には価格だけでなく品質や供給体制も重要なポイントとなります。
インドネシア生産による家具製作の強み

ウエストハウスギャラリーでは、家具の多くをインドネシアで製作しています。
インドネシアは古くから家具産業が盛んな地域であり、特に中部ジャワ地方は世界的にも木工家具の産地として知られています。

この地域には
・高品質なマホガニー材
・熟練した木工職人
・長い家具製作の歴史
があります。
ヨーロッパクラシック家具のデザインを取り入れた家具製作にも適した環境です。

また現地の工場と直接連携することで
・デザインの自由度
・品質管理
・柔軟な製作対応
を実現しています。
こうした体制により、世界情勢による価格変動の影響を比較的抑えながら家具をご提供することが可能となっています。
コロナ禍でも海外工場の生産ラインを維持
ウエストハウスギャラリーでは、インドネシアに現地法人を持ち、現地工場と連携しながら家具製作を行っています。
コロナ禍では世界中で海外渡航が難しくなり、多くの企業が海外工場との連携に苦労しました。
そのような状況の中でも、当社ではインドネシアの就労ビザを取得しているため現地への渡航が可能であり、実際に現地へ足を運びながら生産体制を維持してきました。
現地の職人やスタッフと直接コミュニケーションを取りながら品質管理や製作を行うことで、世界的な物流混乱の中でも家具の供給を止めることなくお客様へお届けすることができました。
このように現地と直接連携した製作体制を持つことが、ウエストハウスギャラリーの強みの一つです。
世界情勢と家具価格のこれから
近年、世界情勢の変化により、輸入家具の価格はさまざまな影響を受けています。
原材料価格の上昇、エネルギーコストの変動、そして海上輸送費の高騰など、家具価格は国際情勢と密接に関係しています。
特にヨーロッパ家具は、人件費や製作コストが高く、さらに輸送距離も長いため、世界情勢の影響を受けやすい傾向があります。
一方で、生産国や供給体制によって価格への影響は大きく異なります。
ウエストハウスギャラリーでは、インドネシアの工場と連携しながらロココ調家具やオーダー家具の製作を行い、品質と価格のバランスを保ちながら家具をご提供しています。
ロココ調家具のインテリアコーディネートや実際の納品事例については、こちらのページでもご紹介しています。
ロココ調家具を専門に扱う理由
ウエストハウスギャラリーでは、ロココ調家具を中心としたインテリアを専門に取り扱っています。
ロココ様式は18世紀フランスで生まれた装飾様式で
・曲線的なフォルム
・繊細な彫刻装飾
・優雅なデザイン
が特徴です。
こうした家具は既製品ではサイズやデザインが空間に合わないことも多く、オーダー製作によって理想のインテリア空間を作ることができます。
当社では家具だけでなく
・内装装飾
・モールディング
・カーテン
・空間コーディネート
なども含めたトータルインテリアの提案を行っています。
家具は単体で考えるものではなく、空間全体のバランスを考えることでより美しいインテリアが完成します。
まとめ
家具価格は、原材料価格、エネルギー価格、海上輸送コストなどさまざまな要因の影響を受けます。
特に輸入家具では世界情勢の影響を受けやすく、価格が変動する可能性があります。
そのような中で
・空間に合わせたデザイン
・長く使える品質
・柔軟な製作対応
を重視する方にとって、オーダー家具という選択肢は今後さらに広がっていくと考えられます。
輸入家具やロココ調家具についてご相談をご希望の方は、
ウエストハウスギャラリー東京ショールーム(世田谷)・名古屋ショールームにて
実際の家具をご覧いただくことも可能です。
オーダー家具やカーテン、内装、インテリアコーディネートのご相談も承っております。
お気軽にお問い合わせください。
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この記事を書いた人

杉山 瑛一 / ウエストハウス・ギャラリー株式会社 取締役
ロココ調インテリア・オーダー家具・内装に加え、オーダーカーテンの設計・施工も多数手がける実務者。
2010年にインドネシア中部ジャワ州にロココ調家具をマホガニー材で製作する自社工場を立ち上げ、オーダーメイド家具を製作する生産システムを構築。年に10回以上行き来し、10数年にわたり培ったインドネシア国内のネットワークと現地職人の協力により、数多くの製作・納品実績を持つ。
2019年には現地法人 PT.SUGIYAMA KAGU INDONESIA を設立。代表就任と同時に現地で就労ビザを取得。
家具・内装・カーテンまで空間を一貫して手がけ、現地製作から日本での納品・施工までを自ら担当。「暮らしを芸術として整える」ことを大切にしている。
使用言語: インドネシア語・英語・日本語



